ポエポエクラブ ものしり博士の雑学教室 2013/01/09

五時間目 鏡開き


あけましておめでとうございます。
いかがお過ごしかな?
新年の挨拶がちょいと遅れてしまったのう…
そろそろ鏡開きの時期じゃわい!
今回はその鏡開きについてのお話じゃ。



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お正月に神様仏様にお供えした鏡餅を下げて食べる風習を鏡開きといいますね。
新仏に感謝し、無病息災を祈って、多くの場合おしるこやお雑煮でいただきます!
この鏡開きは鎧などの具足に備えた具足持ちを下げて食べ「刃柄(はつか)」を祝う、女性が鏡台に備えた鏡餅を開くことで「初顔」を祝うといった武家社会の風習が一般化したものだそうなのです。
食べるとき、鏡餅を刃物で切ることは切腹を連想させるので、手や木槌で割っていたのですが、「切る」や「割る」という言葉は縁起が悪いので「開く」という言葉を使って、鏡開きになったそうですよ!
ちなみに、鏡開きの鏡は円満を、開くは末広がりを意味しているのですよ〜。




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もぐもぐ
正月と言ったらやっぱり餅だのう♪
鏡餅を食すことは「歯固め」といい、
硬いものを食べて歯を丈夫にするという意味があるんだそうじゃ。
わしも入れ歯はいやだからの、歯固めして歯磨きもしっかりするぞい!
餅はしっかり良く噛んで!喉に詰まらせない様にゆっくり食べるのじゃよ。






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