乳幼児教育、漢字絵本のインターアクトコーポレーション
第5回 冬至 〜とうじ〜
ママ:さあたっくん、お風呂に入ってからご飯にしましょう。
たっくん:今日のご飯はなにかなー
ママ:小豆粥に南瓜の煮付けよ〜。
たっくん:小豆粥?・・・うわあ!お風呂に柚子が入ってる!なんで?
12月22日は冬至、
1年の中で昼が最も短く、夜が最も長くなる日です。
冬至といえば、小豆粥や南瓜を食べて柚子湯に入るという風習がありますが・・・
昔は、冬は食料が手に入りづらく、太陽の恵みも受けにくくなってしまうため、
人々は生活不安を感じていました。
そこで、無病息災を祈るために、野菜の少ない季節に栄養を補給するため(ビタミンやカロチンが豊富)の
南瓜を食べたり、香りに悪いものを払う力があると信じられていた柚子のお風呂に入っていました。
その風習が昔からずっと根付いているのですね〜。
☆ 南瓜、小豆粥、柚子湯にはどんな効果があるかというと・・・
南瓜:風邪をひかない、厄除けになる
(冬至に「ん」のつくものを食べると長生きする(南瓜の別名は南京-ナンキン-)といわれています。
他に蓮根や人参など全部で7種類あって、冬至の七種と言われているとか・・・)
小豆粥:疫病にかからなくなる
柚子湯:風邪をひかない、融通がきくようにと願いが込められている
(実際柚には血行を促進したり、ビタミンCも豊富なのでお湯につかり全身から成分を吸収することで
風邪をひきにくくするらしいですよ)
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たっくんママの一口メモ
冬至に南瓜というイメージが強いから南瓜は冬の野菜だって思われがちけど、実は夏野菜なのよ。
ちなみに旬は6月〜9月。昔は夏にとれたものを冬まで保存して冬至に備えていたの。
そして南瓜はカロチンやビタミンが豊富だからとても身体にいいものなのよ!
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