ポエポエクラブ ものしり博士の雑学教室 2014/03/21

12時間目 雑草


やあ皆さん。いかがお過ごしかな?
もう春も近い、庭のお手入れでもするかの…おや?
雑草がチラホラ生えてきとるのう。
種をまいたわけではないのに、なぜ生えてくるんじゃろうな〜。
今回は、いつの間にか生えている草たちについてじゃ!





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お出掛けしていると今までそこになかったのに、
いつの間にか草が生えているのを見たことがあるかのう?
オオイヌノフグリ、白詰草、土筆…
たくましいものは、コンクリートを突き破って生えているのもあるのう!
あの植物たちは、種も何もないところから生えたわけではないぞ。

植物は、種・茎・根から芽を出すことができる!
土には何もないように見えても、小さな種が落ちていたり
茎が残っていたり、土の中に根が残っていたりとこっそり隠れているんじゃ。

その他にも鳳仙花や蒲公英など、種を飛ばしたり風にのってきたり
実を食べた鳥の糞からだったり
動物や虫の体にくっついて移動したり…
自然というものは、いろいろなやり方で子孫を残そうとするんじゃ。
すごいシステムじゃな〜



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この植物の特性を利用したことわざがあるんじゃが、それも紹介しよう!


【蒔かぬ種は生えぬ】

原因がないのに結果が生じることはないというたとえ。
努力もせずにいい結果を期待することなど無駄だという教え。

種を蒔かなければ花も実もなるはずがない、こういった現象から
このことわざができたのかものう。
何もしなければ何もおきないんじゃな、逆に言えば
小さなことでも行動を起こしていれば
実を結ぶかもしれないということじゃな!








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